
「外来クラークの仕事が辛い…」
「このまま続けていいのかな?」
そう悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
私はこれまで4つの病院で外来クラーク(医師事務作業補助者)として勤務してきました。
その中で、
1つの病院だけどうしても耐えられず、自分から退職願いを出した経験があります。
結論から言います。
どうしても辛く、自分ではどうやっても改善できない場合は辞めてもいいです。
家庭にまで辛い気持ちを持ち帰るようなら、
あなたの時間がもったいないからです。
病院は全国にたくさんあります。
多少ルールは違っても、外来クラークの仕事内容自体は大きく変わりません。
そのため、転職という選択肢もぜひ考えてください。
今回は、私が実際に経験した「辞めたいと思った理由」と「対処法」をお話します。
外来クラークが辛いと言われる理由

外来クラークはやりがいのある仕事ですが、辛いと感じる人も少なくありません。
主な理由は次の通りです。
- 医師との距離が近くストレスを感じやすい
- 患者と医師の板挟みになる
- 医師によって仕事のやり方が変わる
- クレーム対応をすることもある
- 病院の上下関係が強い
私も実際に、このような状況を経験しました。
私が外来クラークを辞めたいと思った体験

私自身は当時、医師の対応に強いストレスを感じており、
パワハラのように感じる場面もありました。
医師も忙しい中で診療を行っているため、医師側にも事情があったのかもしれません。
しかし私は苦しめられましたし、退職を決断しました。
その診療科には男性医師が1人しかいませんでした。
私はその医師と二人体制で、
1日約30人ほどの患者さんを対応していました。
しかしこの医師には、ある特徴がありました。
「女性患者しか診察したくない」
という強いこだわりがあったのです。
理由は、過去に男性患者から
診察室で待ち時間について怒鳴られた経験があったからだそうです。
男性患者は診察拒否されることも

その医師が「診ない」と言った場合、
患者さんに診察をお断りするのは私の仕事でした。
例えば受付から
「この症状があるのですが診てもらえますか?」
と問い合わせが来た場合、医師に確認するとこう言われることもありました。
「その人、女性?男性?」
「診察してみないと分からないけど、男性なら俺の科の仕事じゃないと思うから断って」
私は医師ではないので、診断も治療もできません。
しかし患者さんからすると、
診てもらえるかどうかの窓口は私になります。
完全に板挟みの状態でした。
私が毎日やっていたこと

少しでも診察してもらえるよう、私は工夫をしていました。
例えば
・患者さんからできるだけ詳しく問診をとる
・症状がある部位を院内カメラで撮影する
・症状写真をカルテに保存する
・電子カルテに分かりやすくまとめる
・待ち時間の了承を患者さんに確認する
医師は機嫌が悪いと
「待ち時間が長い」と患者が言った時点で診察を断ることもありました。
そのため、
医師が診断しやすい形まで準備する
待ち時間の確認をとる
という作業を、私は患者1人ひとりに毎日行っていました。
そして医師の機嫌が良い時だけ、
「〇〇病だな」
とつぶやき、患者さんを診察室に呼び込みます。
ちなみに男性患者の場合は、
診察時間が極端に短いこともありました。
上司に相談しても改善しなかった

もちろん私は
・上司
・看護部長
・理事長
にも相談しました。
しかしその病院には
「医師=神様」
のような空気がありました。
その医師はその科で唯一の医師だったため、
誰も強く言えなかったのです。
理事長の考え方も
「事務は黙って従え」
というスタイルでした。
結果として、
私の相談はほとんど取り合ってもらえませんでした。
限界だった私の身体

当時、私は家に帰っても
・明日男性患者が来たらどうしよう
・医師に診察を断られたらどうしよう
と、仕事のことばかり考えていました。
ある日、夫に言われました。
「頭のてっぺん、薄くなったね」
鏡を見ると、
明らかに髪が減っていました。
その時、
「もう限界なんだ」と気づきました。
それでも辞められなかった理由

当時私は正社員で、
・子どもがまだ小さい
・教育資金を貯めたい
・家計への影響
を考えると、
自分から辞める決断ができませんでした。
しかし夫がこう言ってくれました。
「仕事辛いなら辞めな。
俺一人で働いても家計は大丈夫だから。」
その言葉で、
私はやっと退職を決断できました。
外来クラークが辛いと感じた時の対処法

もし今、あなたが辛いと感じているなら
まず次のことを考えてみてください。
① 上司へ相談する
まずは職場で相談できる人がいるか確認しましょう。
・上司
・看護部長
・人事
などに相談することで
私の場合は叶いませんでしたが、
配置換えや医師変更がある可能性もあります。
② 休職する
心や身体に異常が出ている場合は
一度休むことも大切です。
無理を続けると、
回復に時間がかかることもあります。
③ 転職を考える
どうしても環境が変わらない場合は
転職も一つの選択肢です。
私も4つの病院で働いてきましたが、
病院ごとに雰囲気や働きやすさは全く違います。
人は追い詰められると思考停止する

人は追い詰められると、
・正常な判断ができない
・思考停止する
・身体に異常が出る
ことがあります。
もし
・体調不良
・髪が抜ける
・家でも仕事のことばかり考える
そんな状態になっているなら、
心がSOSを出しているサインかもしれません。
まとめ

外来クラークの仕事はやりがいもありますが、
環境によってはとても辛いこともあります。
もし、
どうやっても改善しない職場
で苦しんでいるなら、
・休職
・退職
・転職
という道もあります。
あなたの人生で一番大切なのは
あなた自身の心と身体です。
無理をしすぎないでください。
※この記事は私の体験談です。
病院によって働きやすさは大きく違います。
私自身、4施設で勤務しましたが、
今回のような環境は1施設だけでした。
外来クラークの仕事自体はやりがいもあり、
働きやすい病院も多いと感じています。
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