
私はこれまで総合病院4施設で7年間、外来クラーク(医師事務作業補助者)として勤務してきました。
外来クラークとして働く中で、
「もう無理かもしれない」と感じた瞬間は何度もありました。
今回は、実際に私が経験した
辞めたいと思った瞬間5つをリアルにお伝えします。
これから外来クラークを目指す方や、
今つらいと感じている方の参考になれば嬉しいです。
① 担当医師からパワハラのような対応を受けたとき

担当医師の気分によって、患者の受け入れ可否が変わることがありました。
・受け入れると言ったのに直前で断る
・理由もなく不機嫌に指示される
その結果、
- 一刻も早く治療を受けたい患者
- 気分で判断する医師
この板挟みになり、精神的にかなり追い込まれました。
毎日強いストレスを感じ続けた結果、
髪の毛が抜けるほど体調を崩し、最終的に退職しました。
👇退職した時の体験談


医師との相性もあるので、可能なら上司やリーダーへ配置換えについて相談してみましょう。
② 上司が相談に乗ってくれないとき

①の件を上司に相談しましたが、
- 話を聞いてもらえない
- 改善の動きがない
- 「我慢しなさい」と言われる
という対応でした。
正直、この時点で「ここでは働けない」と感じました。
ただし、他の3つの病院では
- 相談時間をしっかり取ってくれる
- 問題解決に動いてくれる
といった良い上司にも出会えました。
職場によって環境は大きく変わると実感しています。

上司の異動を待つか、転職を検討するか、自分の心とよく相談してみてください。ガマンしすぎると身体にきます。
③ 自分勝手な患者対応に疲れたとき

外来では、患者対応のストレスも非常に大きいです。
例えば…
- 予約時間を守らないのに「待ち時間が長い」と怒る
- 「早くしろ」と大声でクレーム
- 勝手に帰宅→後日来院して無理な受診希望
こうした対応をしながら、
- 医師のスケジュール調整
- 他の患者への影響調整
を同時に行う必要があります。
理不尽な要求と現場の制約の板挟みになり、
精神的にかなり消耗しました。

身勝手な患者さんには一人で対応しない!複数のスタッフで対応しましょう。
可能なら男性警備員や警察を呼びましょう。
④ 診察スピードについていけないとき

ある科では、
- 診察開始:9時
- 手術:14時30分
- 患者数:約50名
つまり、
1時間に約10名対応するペースでした。
その中で、
- 手術日程の調整
- 入院説明
- 休薬の説明
- ベッド確保
なども同時に行います。
さらに、クレーム対応(③)も発生。
時間に追われながら、
命に関わる業務をこなすプレッシャーで
「もう無理」と感じた瞬間でした。

自分で全部対応しようとせず、他のスタッフへ協力してもらいましょう。
手術の日程調整は自分で、返却するだけは他のスタッフへなど、とお願いしましょう。
⑤ 個人情報を扱うプレッシャーが大きいとき

私達、医療従事者は
- 名前
- 住所
- 既往歴
などの重要な個人情報を日常的に扱います。
あるとき、検査結果を郵送した患者から
「別の患者の結果が届いた」とクレームがありました。
後日、患者の勘違いと判明しましたが、
私は始末書を書くよう指示されました。

検査結果には医師のサインが記載されており、
他の患者のものだと勘違いしたそうです。
結果的にミスではなかったものの、
- 常にミスのリスクがある
- 一つで大きな問題になる
というプレッシャーの大きさに、強いストレスを感じました。

個人情報を郵送する際は、他のスタッフと一緒にダブルチェックする事や、郵送するデータを電子カルテへスキャンする、記載するなど証拠を残しましょう。
まとめ|外来クラークは環境で大きく変わる仕事

外来クラークはやりがいのある仕事ですが、
- 医師との相性
- 上司の対応
- 患者層
- 業務量
によって、働きやすさが大きく変わります。
実際に私は、
職場によって天国と地獄ほど差があると感じました。
もし今つらいと感じているなら、
「自分が悪い」のではなく
環境が合っていない可能性もあります。
「環境で大きく変わる仕事だからこそ、合わない場合は転職も一つの選択肢です」
無理をしすぎず、
自分に合った職場を選ぶことも大切です。

※本記事は筆者の体験談であり、すべての医療機関に当てはまるものではありません。
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