

外来クラークは、正式には「医師事務作業補助者」と呼ばれる職種です。
病院によっては「医療クラーク」「医療秘書」と呼ばれることもあります。
「外来クラークってどんな仕事?」
「医療事務とどう違うの?」
求人を見て気になっても、実際の仕事内容がイメージしにくい仕事ですよね。
私はこれまで、総合病院4施設で約7年間、外来クラークとして勤務してきました。
病院によって呼び方は違いますが、
- 医療秘書
- 医師事務作業補助者
- 外来クラーク
として働いた経験があります。
この記事では、実際の現場の仕事内容や病院ごとの違いをリアルに紹介します。

この記事では私の経験をもとに紹介します。
※病院によって仕事内容は異なる場合があります。
外来クラーク(医師事務作業補助者)とは?

外来クラークとは、医師や看護師の外来業務をサポートする事務職です。
主な役割は
- 診察のサポート
- 文書作成
- 患者さんへの案内
- 電話対応
などです。
病院によって
- 医療秘書
- 医師事務作業補助者
など名前が違うこともありますが、基本的には「医師の事務作業をサポートする仕事」です。
医療事務は、病院受付窓口で来院患者の受付・会計・レセプト(患者さんが窓口で支払った一部負担金以外の診療報酬を保険者へ請求する業務。)作成などの業務をおこなう職種です。

クラークと医療事務の大きな違いは
「診療報酬請求業務(レセプト業務)」の有無です。
クラークはレセプトの仕事なし!

このレセプトの仕事で医療事務さんたちは毎月初残業しています。
外来クラークの主な仕事内容

外来クラークの仕事は大きく分けて次の3つです。
① 診察補助
診察がスムーズに進むようにサポートします。
例えば
- 検査の案内
- 次回受診の案内
- 患者さんの呼び込み
- 書類の準備
医師や看護師が診療に集中できるようにサポートする役割です。
② カルテの代行入力
医師の指示のもと、電子カルテの入力を行うこともあります。
例えば
- 検査オーダー入力
- 診察内容の簡単な入力
- 紹介状の作成補助
病院によっては、医師の負担を減らすために医師事務作業補助者がカルテ入力を担当します。
③ 文書作成
病院によっては、医療文書の作成も担当します。
例えば
- 紹介状
- 診断書
- 検査結果の説明文書
- カンファレンス資料
これは病院によって大きく差がある業務です。
【体験談】病院ごとの仕事内容の違い

私はこれまで転勤族だったため、
すべて別の県の総合病院(4施設)で外来クラークとして働いてきました。
病院の規模もさまざまで、県内最大クラスの病院から中規模の総合病院まで経験しています。
外来クラークの仕事内容は、病院の規模によって大きく変わると感じました。
A病院(県内トップクラスの規模の総合病院)(大学病院レベル)
職種名:医療秘書
雇用形態:派遣(フルタイム)
この病院では、科ごとに医療秘書が配置されていました。
主な仕事内容
- 診断書作成(保険会社へ提出の通院証明書など)
- カンファレンス資料作成
- 紹介状作成
- 外来時の電子カルテ代行入力
特に文書作成の量が多く、医師の秘書に近い役割でした。
担当医師の学会のスケジュール等も把握していました。

外来は9時開始。
患者様が大変多く、夕方まで診察することもありました。
B病院(地域の中規模総合病院)
職種名:医師事務作業補助者
雇用形態:正社員フルタイム
主に内科外来で勤務していました。
仕事内容
- 紹介状作成
- カルテ代行入力
- 検査の案内
- 次回受診の案内
- 外線電話対応
- 救急車受け入れの対応
外来補助だけでなく、幅広い雑務も担当していました。

4施設中、ぶっちぎりで最悪な病院でした。
また別記事に書ければと思います。
C病院(市内最大の総合病院)
職種名:外来クラーク
雇用形態:パート
仕事内容
- 診察補助
- 検査の案内
- 次回受診の案内
この病院では、文書作成などの業務は少なく、
患者さん対応がメインでした。

ここも患者様が大変多く。
9時開始、15時くらいまで
外来は落ち着かなかったな。
D病院(地域の中規模総合病院)
職種名:外来クラーク
雇用形態:パート
主に内科外来で勤務しています。
仕事内容
- 診察補助
- 検査案内
- 次回受診案内
- 外線電話対応
- 受付対応
これまでの経験の中では、患者さん対応と事務作業のバランスが取れた仕事内容です。
外来クラークは病院によって仕事内容が大きく違う

実際に働いて感じたのは、外来クラークの仕事は病院によってかなり違うということです。
例えば
文書作成が多い病院
→ 医療秘書に近い
患者対応が多い病院
→ 外来受付に近い
そのため、求人を見るときは
- 職種名
- 業務内容
- 勤務時間
をよく確認するのがおすすめです。
外来クラークの仕事はこんな人に向いている

外来クラークに向いているのは次のような人です。
- 医療現場で働きたい
- 人と話すのが好き(特に高齢者)
- 事務作業が得意
- 臨機応変に動ける
外来は毎日忙しいですが、医療現場を支えるやりがいのある仕事だと思います。

未資格、未経験でも可能!
まとめ

外来クラークの仕事内容は、病院によってかなり違います。
私が働いた4つの病院でも
- 文書作成中心
- 外来補助中心
- 患者対応中心
とそれぞれ特徴がありました。
外来クラークを目指している方は、求人の仕事内容をよく確認することが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は筆者が総合病院4施設で外来クラークとして勤務した経験をもとに書いています。
病院の規模や体制によって仕事内容は異なる場合があります。
👇外来クラークの仕事内容【1日の流れ】4つの病院で働いた私の体験談

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