

外来クラークは、正式には「医師事務作業補助者」と呼ばれる職種です。
病院によっては医療秘書・医療クラークと呼ばれることもあります。
「外来クラークって実際どんな仕事?」
医療事務と何が違うのか、気になる方も多いと思います。
私はこれまで4つの病院で外来クラークとして勤務してきました。
病院ごとに多少の違いはありますが、基本的な流れはほぼ同じです。
この記事では、実際に働いていた私の体験をもとに、外来クラークの1日の流れを紹介します。

※病院によって業務内容は多少異なります。あくまで一例として参考にしてください。
外来クラークの1日の流れ
8:30 朝礼・情報共有
まずはスタッフ全員で朝礼を行います。
ここでは主に以下のような情報が共有されます。
- 医師の休務(急な休み)
- 入院受け入れの状況
(ベッドが満床だと入院できない) - 急遽休みになったスタッフ
- 当日の注意事項
外来は医師・看護師・事務など多職種で動くチーム医療なので、
この情報共有はとても重要です。
8:30〜9:00 外来の準備
診察開始前に、診察室の準備を行います。
私が担当していた準備は主に以下の通りです。
- 診察室の掃除
- パソコンの起動
- 印刷用紙の補充
- 医師が使う物品の準備
例えば
- 血圧計
- 聴診器
- メモ用紙
- 電卓
- 治療薬の本
などを整えておきます。
また、当日来院予定の患者さんの情報確認も行います。
前回の診察内容をカルテで確認し、
- どんな病気で通院しているのか
- 前回どんな検査をしたのか
などを把握しておきます。
診察がスムーズに進むよう、事前準備もクラークの大事な仕事です。
9:00〜診察終了まで
外来診察がスタートします。
外来は「患者さんがいる限り終わらない」ため、
診察終了時間は日によって違うこともあります。
私の勤務していた病院では、主に以下の2つの仕事をしていました。
① 診察室でのクラーク業務

外来クラークのメイン業務です。
主な仕事内容はこちらです。
患者さんの呼び込み
受付後、順番になった患者さんを診察室へ案内します。
医師への書類提示
患者さんから預かった
- 血圧手帳
- 紹介状
- 検査結果
などを整理して、医師に渡します。

事前に預かる事で、検査の追加の有無を確認します
検査オーダー入力
医師の指示に従って
- 採血
- レントゲン
- CT
- 心電図
などの検査オーダーを電子カルテへ入力します。
検査の案内
患者さんに
- 検査場所
- 検査の流れ
などを説明します。

病院は広いので、患者さんが迷わないよう案内するのも大切な仕事です。
診察内容の簡単な入力
医師の話を聞きながら
- 症状
- 検査内容
- 次回受診
などを簡単にカルテ入力する場合もあります。
※病院によってはクラークが入力しない場合もあります。
紹介状作成の補助
他院へ紹介する場合は
- 紹介状の下書き
- 必要書類の準備
などをサポートします。
次回予約の案内
診察後は
- 次回受診日
- 検査予約
などを患者さんへ案内します。
予約外患者の対応
予約なしで来院した患者さんがいた場合は、
「診察可能かどうか」
を医師へ確認します。

緊急性がない時は
後日の予約をお願いする場合もあります。
② 担当科受付のサポート

外来クラークのメインは診察室ですが、
忙しいときは受付の手伝いもします。
例えば
- 受付票の確認
- 患者が検査を受けたか確認
- 血圧表などの事前提出書類の回収
- 外線電話対応
などです。
診察室の業務が落ち着いたタイミングで
受付のフォローに入ることもありました。
外来クラークは「医師をサポートする仕事」

外来クラークは
- 医師
- 看護師
- 受付
の間に入る橋渡しのような存在です。
医師が診察に集中できるように、
事務作業をサポートする役割があります。
そのため、
- 気配り
- スピード
- 臨機応変な対応
が求められる仕事です。
まとめ

外来クラークの1日は大きく分けると
①診察前の準備
②診察室でのサポート
③受付のフォロー
この3つです。
病院によって業務の範囲は違いますが、
医師の診察を支える大切な仕事です。
この記事が、外来クラークの仕事を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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