地方銀行の営業ノルマは本当にきつい?達成できない現実と自爆営業の実態

①仕事・転職
管理人ママ
管理人ママ

当時銀行員だった私のお話。

地方銀行の営業ノルマは、本当にきついのか。

結論から言うと、きついです。
未達が続けば評価は下がり、自爆営業に追い込まれることもあります。

私は地方銀行で営業をしていました。
毎月のノルマに追われ、達成できない恐怖と向き合ってきました。

この記事では、地方銀行の営業ノルマの実態と、未達が続くとどうなるのかを体験ベースで解説します。


入社式で告げられた“最初の課題”

入社式の日。

「入職おめでとう。銀行員としての誇りを持ちなさい」
「お客様第一で行動しなさい」

そうした立派な言葉が続く中、空気が変わった瞬間がありました。

「クレジットカード、一人20件。これは当然クリアできるよな?」

年会費3,000円のカードを20件。

新入社員であろうと関係ない。
“簡単で当たり前”と言われました。

新入職員会場の空気が、ざわっとしたのを今でも覚えています。

管理人ママ
管理人ママ

無理じゃね?


断られ続ける現実

友人や家族にお願いしました。

しかし当然ながら、

  • 年会費がかかる
  • 使う予定がない
  • すでに別のカードを持っている

断られるのは普通のことです。

でも、私には“20件”という数字がありました。


初めての「自爆営業」

最終的に私はこう言いました。

「お金は私が払うから、名前だけ貸してくれない?」

それでなんとか20件。

これが、私にとって初めての“自爆”でした。

自爆営業とは、
自分で商品を購入し、数字を作ること。

本来、お客様のための商品であるはずなのに、
いつの間にか「数字のための商品」になっていました。


営業課配属後の現実

数か月後、研修を終え営業課へ。

最初の数か月は“お試し期間”。

投資信託や融資の目標が未達でも、
「まあ、新人だしな」と流されていました。

しかし3か月を過ぎる頃から変わります。

朝礼で言われました。

「そろそろノルマについて真剣に考えろ」


当時の私のノルマ

私に課された目標は、例えば次のようなものです。

  • 投資信託の購入時手数料:100万円
  • 住宅ローン:3,000万円
  • 医療保険:3件

特に力を入れられていたのは、投資信託の購入時手数料でした。

例えば、

  • 手数料3%の投資信託を100万円販売 → 手数料は3万円

つまり、
100万円売っても3万円にしかならない。

目標が100万円なら、
単純計算で3,000万円分以上の投資信託を販売してようやく到達。

3,000万円売っても「やっと達成」。

これが、若手行員の現実でした。

管理人ママ
管理人ママ

しかも新人の担当先はもちろん富裕層はおらず、

新規顧客の発掘をするしかありませんでした。

うさぎちゃん
うさぎちゃん

無理じゃね?


ノルマ未達だとどうなるのか?

銀行によって差はありますが、私の経験では以下がありました。

朝礼・会議での公開指摘

数字は支店全体で共有されます。
未達者は名指しで指摘されることもあります。

上司からの詰め

「なぜできない?」
「他の人はやっている」

原因よりも、結果を求められます。

精神的プレッシャー

・休日も数字が頭から離れない
・お客様を見る目が“数字”に変わる
・寝れない

そして、追い込まれると――

再び“自爆”という選択肢

  • 家族名義で投資信託
  • 自分で保険加入
  • 親族に住宅ローン相談を依頼

誰も「やれ」とは言いません。

でも、
“やらないと終わる”空気がある。

これが、見えない圧力でした。

管理人ママ
管理人ママ

私の両親は公務員で、ノルマの事を分かってくれず

1円も金融商品を購入してくれませんでした。

ねずみくん
ねずみくん

だいたいは家族が協力(金融商品の購入)してくれる事が多い。


自爆営業は違法なのか?

明確に違法とは言えませんが、

  • 倫理的問題
  • 金融庁からの指導対象になるケース
  • 顧客本位の業務運営に反する行為

として問題視されてきました。

近年は改善傾向にありますが、
現場レベルでは今も「数字文化」が残っている支店もあります。


銀行員を目指す人へ

銀行はやりがいもあります。

  • 金融知識が身につく
  • 社会的信用が高い
  • 大きな金額を動かす責任ある仕事

しかし、

営業ノルマは想像以上に重い。

これだけは、知っておいてほしいです。


これはすべての銀行に当てはまる話ではありません

これは、あくまで私の経験談です。

支店・時代・経営方針によって環境は大きく異なります。

ただ一つ言えるのは、

銀行は「安定」だけの世界ではない

ということ。

数字に追われた日々があったからこそ、
私は今、自分の働き方を見直しています。

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営業のノルマが限界だった話|ベッドまで辿り着けず床で寝ていた日々
営業職の厳しいノルマで心身が限界になり、ベッドまで辿り着けず床で寝ていた実体験を告白。同じように苦しむ人へ、辞め時の判断や転職のヒントを伝えます。

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