
結婚して子どもが生まれると、
多くの人が一度は考えるのが「マイホーム」です。
我が家も例外ではありませんでした。
現在、5歳と2歳の子どもがいる4人家族。
約2年前に地元へUターンしたこともあり、住宅購入について真剣に考えてきました。
しかし最近になって、「もしかすると家を買わないかもしれない」と考えるようになりました。
今回は、子育て世帯のリアルな視点から、家を購入しないかもしれない理由を書いてみたいと思います。
少しでもこれから住宅購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
我が家が住宅購入を検討していた理由

子どもが2人いるので3LDKは欲しい
子どもが2人いる家庭だと、将来的に部屋数はかなり重要になります。
今はまだ小さいですが、
・子ども部屋
・夫婦の寝室
・リビング
を考えると、やはり3LDKは欲しいところです。
子どもが大きくなれば、勉強するスペースやプライベート空間も必要になります。
そのため、住宅購入を検討し始めた頃から「3LDK」という条件は外せないものになっていました。
地域に築浅3LDKの賃貸がほとんどない
我が家は「持ち家に絶対こだわっていた」というわけではありません。
ただ、住んでいる地域では
・1LDK〜2LDKの賃貸は多い
・3LDKの賃貸はほとんど無い
という状況です。
つまり、
「築浅 × 3LDK」
という条件で探すと、賃貸ではほぼ見つからないのです。
このため「それなら購入した方がいいのでは?」という考えになり、住宅購入を本格的に検討していました。
家の購入を迷い始めた理由

しかし最近、いくつかの出来事をきっかけに、住宅購入に対する考え方が変わってきました。
地域で道路が陥没した
一番衝撃的だった出来事が、住んでいる地域で
北南約30m × 東西約30mに渡り道路が陥没したことです。
県庁所在地、政令指定都市にも関わらず、このような事故が起こりました。
今もその周辺は封鎖されたままで、現時点で2031年まで工事予定です。
陥没地域に住んでいた人は避難を余儀なくされ、
周辺住民の方は毎日のように工事の騒音に悩まされていると聞きます。
この出来事を見たときに、ふと考えました。
「もし購入した自分の家に同じことが起きたらどうなるのだろう」
「自分の家でなくても、近くで起きたらどうなるのだろう」
賃貸なら引っ越すこともできます。
しかし持ち家の場合、簡単には動けません。
どこが陥没するか分からないリスクを抱えながら、
35年以上の住宅ローンを組むことに対して、正直怖さを感じるようになりました。
新築も中古も価格が高すぎる
最近の住宅価格は本当に高くなりました。
新築はもちろんですが、中古住宅もかなり値上がりしています。
よく言われるのが、
「新築は鍵を受け取った瞬間に10〜20%価格が下がる」
いわゆる新築プレミアムです。
そのため、
「新築より中古の方がリセールが良い」
と言われることも多いです。
しかし、私たちが住んでいる地域では、中古マンションも新築と似た様な価格帯になっています。
この状況を見ると、住宅購入のハードルはかなり高いと感じます。
住宅購入のリスクの高さ
住宅購入には、さまざまなリスクがあります。
例えば
・金利上昇の可能性
・35年住宅ローンに縛られる
・頭金や諸費用で失うお金が大きい
住宅を購入すると、数百万円単位のお金が一気に出ていきます。
さらに住宅ローンは長期契約なので、ライフスタイルの変化にも対応しづらくなります。
子育て世帯にとっては、教育費なども考える必要があります。
例えば、
・中学受験をすることになる
・習い事が増える
・大学費用が想定より高くなる
など、教育費は後から大きく変わる可能性があります。
そのため、住宅に大きな資金を固定することが少し怖く感じるようになりました。
新築マンションの供給が減っている
もう一つ気になっているのが、新築マンションの供給数です。
私たちがUターンする前、4〜5年前は
年に2~3棟ほど
新築マンションが建っていました。
しかし現在は、
年に1棟未満
というペースになっているように感じます。
土地不足や建築コストの高騰など、さまざまな理由があると思いますが、選択肢が減っているのは間違いありません。
こうした状況もあり、住宅購入に対する温度感は以前よりかなり下がっています。
それでは、我が家はどうするのか?

住宅購入を迷い始めたとはいえ、「一生賃貸」と決めたわけではありません。
今のところ、次の3つの戦略を考えています。
中古分譲マンションを賃貸で借りる
理想は、中古分譲マンションを賃貸で借りることです。
分譲マンションは
・設備が良い
・管理がしっかりしている
・間取りが広い
など、賃貸マンションよりも住み心地が良いことが多いです。
中古で売り出されている物件に交渉して、賃貸として住めれば理想だと思っています。
可能性は高くありませんが、選択肢の一つとして考えています。
賃貸で良い物件が出てくるのを待つ
もう一つは、賃貸で条件の良い物件が出てくるのを待つという選択です。
・可能性は低いが3LDKのマンションやアパートを待つ
・一軒家の賃貸も検討する
一軒家はご近所トラブルなどのリスクもありますが、賃貸なら最悪引っ越すこともできます。
この「動ける自由」は、賃貸の大きなメリットだと感じています。
資産形成を進めてから購入を検討
もう一つの考え方は、資産形成を進めてから住宅購入を検討することです。
住宅価格は今後も緩やかに上昇していく可能性が高いと言われています。
しかし、住宅価格の上昇を気にしなくていいくらい資産が増えれば、購入のハードルはかなり下がります。
そのため、今は無理に住宅を購入するのではなく、資産形成を優先するのも一つの戦略だと思っています。
まとめ

家を買うか、賃貸で住み続けるか。
これは家庭によって正解が変わるテーマだと思います。
我が家の場合は
・地域で起きた道路陥没
・住宅価格の高騰
・住宅ローンのリスク
・新築マンションの供給減少
こうした状況を見て、以前よりも住宅購入への温度感が下がりました。
今のところは
・中古分譲マンションの賃貸
・賃貸でマンション、アパート、一軒家を待つ
・資産形成を進めて様子を見る
この3つの戦略を考えながら、柔軟に判断していこうと思っています。
住宅購入は人生でも大きな決断の一つです。
だからこそ「今すぐ買う」だけでなく、「買わない」という選択肢も持っておくことが大切だと感じています。
この記事が、同じように住宅購入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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