持ち家か賃貸か?1億円を築いた夫婦が「賃貸」を選んだ3つの理由

④暮らし・育児

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家は人生で最も高い買い物のひとつと言われています。

結婚や出産をきっかけに、「そろそろマイホームが欲しいな」と考える方も多いのではないでしょうか。

一方で、SNSやネットでは「持ち家派」と「賃貸派」の議論が絶えません。

今回ご紹介するのは、

寺澤さん著書『子どもを2人育てながら1億円貯めた夫婦の40代FIREまでの道のり』の中で語られている持ち家に対する考え方です。

寺澤さん夫婦は、家を買えなかったわけでも、良い物件に出会えなかったわけでもありません。

夫婦で真剣に話し合った結果、

「家を買うことは資産形成や人生設計に悪影響を及ぼす可能性がある」

という結論に至り、賃貸を選択しています。

もちろん持ち家派の人を否定する内容ではありません。

ただ、家の購入を考えている方にとって、一度立ち止まって考えるきっかけになる内容だと思います。

それでは、寺澤さんが賃貸を選んだ3つの理由を見ていきましょう。

👇本の要約はこちら

子ども2人・共働き家庭でも1億円は目指せる?『40代FIREまでの道のり』から学ぶお金と人生の設計図
寺澤さん著書『子どもを2人育てながら1億円貯めた夫婦の40代FIREまでの道のり』を解説。節約・投資・副業・夫婦の協力など、子育て世帯がFIREを目指すための考え方と実践法を紹介します。

必要な家の広さや部屋数は変化する

将来のピークに合わせて家を選びがち

家を購入する際、多くの人は将来を見据えて家の広さを決めます。

例えば、小さな子どもが2人いる家庭なら、

「将来は子ども部屋が必要だから4LDKかな」

と考えることが自然でしょう。

しかし実際には、子どもが小さいうちは個室は必要ありません。

寺澤家では、上の子が中学生になって初めて自分の部屋を持ったそうです。

つまり、子ども部屋が本当に必要な期間は思っているほど長くないのです。

子どもが独立した後の家は本当に必要か

子どもたちが成長し、やがて独立した後はどうでしょうか。

夫婦2人だけになったときに、4LDKの広い家が本当に必要でしょうか。

住まいに必要な広さは、

・夫婦だけの時期

・子育て中の時期

・子どもが独立した後

で大きく変わります。

それにもかかわらず、家を購入すると人生の大半を「最大人数向けの家」で過ごすことになりがちです。

ライフステージに合わせて住み替えられる

賃貸であれば、

・夫婦だけなら1LDK

・子育て期は3LDKや4LDK

・子どもの独立後は再びコンパクトな住まい

というように、

その時々に必要な広さへ柔軟に住み替えられます。

結果として、人生全体で見れば住居費を抑えられる可能性があります。


家を買うと自由な選択肢が減る

人生には予想外の変化が起こる

人生には様々な転機があります。

・転職

・転勤

・親の介護

・子どもの進学

・地方移住

・海外勤務

将来どのような変化が訪れるかは誰にもわかりません。

しかし家を購入すると、その場所に縛られやすくなります。

住み替えという選択肢があるだけで、人生の自由度は大きく変わるのです。

持ち家には見えにくいリスクもある

持ち家には資産という側面がありますが、同時に様々なリスクも抱えます。

例えば、

・地震や災害リスク

・施工不良リスク

・地域の衰退リスク

・近隣トラブル

・マンション管理組合の問題

などです。

特にマンションでは、修繕積立金を支払っていても住民の合意形成ができず、必要な修繕が進まないケースもあります。

これらのリスクを長期間抱え続けることになるのです。

自由に生きるという価値観

寺澤さんは、

「自由に生きること」

を人生の大切な価値観として考えています。

そのため、

「必要に応じて住む場所を変えられること」

を重視しているそうです。

住環境を柔軟に変えられる賃貸は、その価値観と非常に相性が良いという考え方です。


35年後の未来は誰にもわからない

ローン返済が続けられる保証はない

最近は低金利の影響もあり、35年ローンを組んで住宅を購入する人も珍しくありません。

確かに、

「家賃を払うよりお得」

という考え方もあります。

しかし、住宅ローン以外にも、

・固定資産税

・修繕費

・修繕積立金

などの費用が継続的に発生します。

さらに35年間、同じ収入を維持できる保証はありません。

老後の生活はどうなっているかわからない

35年ローンを組むということは、多くの場合、定年後まで返済が続くことを意味します。

今は返済できていても、

・年金制度の変更

・収入減少

・物価上昇

などが起こる可能性があります。

将来の経済状況は誰にも予測できません。

賃貸であれば、収入が減った際に家賃の安い住まいへ引っ越すこともできます。

しかし持ち家の場合、住宅ローンから簡単に逃れることはできません。

完済後に手に入るのは35年前の家

時代の流れが早い現代において

特に大切な視点だと感じたのが、

「35年後に手に入る家は35年前の家である」

という点です。

テクノロジーの進化は驚くほど速く進んでいます。

35年後には、

・省エネ性能

・防災性能

・AI技術

・住宅設備

などが大きく進化しているかもしれません。

賃貸であれば、その時代の最新設備が整った住宅へ住み替えることができます。

一方で持ち家は、設備更新のたびに大きな費用が必要になります。

寺澤さんは、仮に持ち家と賃貸のコストが同じだったとしても、最新技術を利用できる賃貸の魅力を感じると述べています。


まとめ

寺澤さん夫婦が賃貸を選んだ理由は、大きく次の3つでした。

・必要な家の広さや部屋数は変化する

・家を買うと自由な選択肢が減る

・35年後の未来は誰にもわからない

住宅購入は人生における大きな決断です。

だからこそ、「みんなが買っているから」「家賃がもったいないから」という理由だけで決めるのではなく、

自分たちがどんな人生を送りたいのかを基準に考えることが大切なのかもしれません。

持ち家にも賃貸にも、それぞれメリットとデメリットがあります。

大切なのは、自分たちの価値観や人生設計に合った選択をすることです。

この記事が少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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