適応障害の休職中にやって良かったこと|30代子育てパパが2ヶ月の休職で取り戻した“冷静な判断力”

①パパ仕事・転職

朝から終わらない仕事量にひどく疲れる。
仕事中なのに、急に思考が止まる。
頭では「行かなきゃ」と分かっているのに、心と体がついてこない。

以前の私は、まさにそんな状態でした。

「気合が足りないだけかもしれない」
「社会人なんだから、これくらい普通だろう」
「家族を養う立場なんだから、弱音なんて吐いてはいけない」

そうやって自分に言い聞かせながら働いていましたが、ある日、心と体が限界を迎えました。

私自身、30代・子育て真っ最中のタイミングで適応障害と診断され、人生で初めて休職を経験しました。

当時は、

「休んでいいのか…」
「このまま復職できるのか…」
「転職した方がいいのか…」
「家族を養っていけるのか…」

正直、不安しかありませんでした。

そして最初にお伝えしておきたいのですが、

本記事は筆者である私(医学に精通していない、ごく平凡な子持ちパパ)が、

実体験をもとに独断と偏見で書いています。

そのため、読者の皆様には、あくまで主治医の先生の意見を最優先にしていただき、

そのうえで「実際に休職した人の中には、こんな考え方の人もいるんだな」

そんなスタンスで気軽に読んでいただけたらうれしいです。

この記事では、実際に私が2ヶ月の休職中にやって良かったことと、

なぜ“まず休むこと”が何より大切なのか、

そして最終的にどのような決断をしたのかをリアルにお伝えします。

今まさに休職中の方や、これから休職を考えている方の参考に

少しでもなればうれしいです。


適応障害の休職中にやって良かったことは、まず徹底的に休むこと

適応障害で休職したとき、

私が最初にやって良かったと思うのは、

とにかく「休んだ」ことでした。

真面目な人ほど、休職中でもどこか罪悪感があります。

「何かしないと…」
「この期間を無駄にしてはいけない…」
「資格の勉強でもした方がいいのかな…」

私も最初はそう思っていました。

でも実際は、心が疲れ切っている状態で何かを頑張ろうとしても、まともな判断はできません。

まずは回復すること。

今振り返っても、これが一番大切だったと感じています。

生活サイクルをなるべく崩さなかった

休職中に意識して良かったことの一つが、生活サイクルを崩さなかったことです。

自分の場合、小さい子どもがいたため、朝は自然と早く起こされ、夜も子どもと一緒に早く寝ることが多く、

ある意味“強制的に”早寝早起きの生活になっていました。

当時は正直、「もっと寝たいな」と思う日もありました。

でも今振り返ると、この生活リズムを崩さなかったことは、本当に良かったと思っています。

メンタル面でも、昼夜逆転していたら、もっと気持ちが沈んでいたと思います。

そして何より、いずれ復職する可能性もある中で、会社員としての生活リズムを維持できていたことは大きかったです。

休職中だからこそ好きな時間に寝て好きな時間に起きる、という選択ももちろんあります。

ただ私の場合は、

“普通の生活”を続けたことが、結果的に良かったと感じています。

ひたすらぼーっとする時間を作った

休職中、私はよく海を見に行っていました。

何かを考えるためではありません。

ただ、ひたすらぼーっとするためです。

スマホも見ない。
仕事のことも考えない。
将来のことも考えない。

ただ海を見て、波の音を聞きながら、何もしない。

最初は頭の中が仕事のことでいっぱいでした。

「あの仕事どうなったかな…」
「会社で何か言われてるかな…」
「復職できるのかな…」

そんなことばかり考えていました。

でも不思議なことに、

ぼーっとし始めて10分くらい経つと、少しずつ心地よくなってくるんです。

頭の中のノイズが少しずつ消えていく感覚。

冷静さを少しずつ取り戻せる感覚。

そして、ほんの少しだけ前向きな気持ちになれる感覚。

今思えば、この時間が自分にとって“英気を養う時間”になっていました。

人は常に何かを考え続けていると、心も頭も疲れ切ってしまいます。

だからこそ、意識的に“何もしない時間”を作ることは、本当に大切だと感じました。

好きなことをして現実逃避した

私は漫画が好きなので、よくネットカフェにも行っていました。

長期的に見れば、ずっと現実逃避を続けるのは良くないかもしれません。

でも当時の私にとっては、この時間が必要でした。

仕事のこと。
将来のこと。
家族のこと。

常に頭の中で何かを考え続けていたので、一度そこから離れる時間が必要だったんです。

好きなことに没頭していると、その瞬間だけは嫌な事を忘れられる。

休職中は“生産性”より、“回復”を優先して良かったと思っています。


なぜ休職中は、まず休むことが大切なのか

結論から言うと、

今後の人生について冷静に考え、自分が納得できる決断をするためです。

休職した以上、いずれ必ず決断しなければいけません。

・このまま休職を続けるのか
・復職するのか
・転職するのか

どれも今後の人生に大きく関わる決断です。

でも、心が疲れ切っている状態では深い思考ができません。

私自身、休み始めた直後は「もう無理だ。」「全て台無しだ…」と何度も思いました。

ただ、今振り返ると、あのタイミングで焦って転職しなくて本当に良かったと思っています。

人は焦ると判断を間違いやすいです。

焦って自分に合わない会社へ転職してしまう。

すると、

「また辞めたい…」
「でも転職したばかりだから辞めづらい…」

そんな負のループに入る可能性もあります。

さらに転職回数が増えれば、企業側から厳しく見られる可能性も高くなります。

だからこそ、焦らなくていい。

多くの人は、最長1年6ヶ月は傷病手当金をもらえるので、何とか生活はできると思います。

もちろん家庭状況や収入状況によって個人差はありますが、

「すぐに答えを出さなくてもいい」

そう思えるだけでも、かなり心は楽になります。

まずはしっかり休んで、冷静に考える力を取り戻す。

それが何より大切だと私は思います。


休職2ヶ月後、私が復職を決めた3つの理由

もちろん、積極的に復職したかったわけではありません。

それでも、2ヶ月の休職後に私は復職を決めました。

家族4人を養える条件を満たす転職先が少ないと感じたから

一番大きかったのはここです。

当時の会社の年収は、平均よりかなり高い水準でした。

転職すれば、年収が下がる可能性の方が高い。

年収が下がること自体は問題ありません。

ただ我が家の場合、家族4人がある程度余裕を持って暮らすためには、年収530万円以上は必要だと考えていました。

さらに条件として、

・転勤なし
・地元勤務

この条件まで加えると、転職先の選択肢はかなり限られます。

冷静に考えた結果、今すぐ転職するより、一度復職した方が良いと判断しました。

大企業だからこそ、ある程度紛れられると思ったから

私が勤めていた会社は、従業員約1万人規模の大企業です。

休職したとはいえ、

そこまで大きく注目されないかもしれない。

紛れられる可能性があるかもしれない。と思いました。

また、もしかしたら休職することになった

営業職以外の働き方ができる可能性も0ではない。

初めての休職だったからこそ、まずは戻ってみないと分からない部分もあると思えました。

これが中小企業だったら、また違う判断だったかもしれません。

資産2,000万円以上が“逃げ道”になってくれたから

当時、我が家には資産2,000万円以上ありました。

もし最悪、再度休職しても…

5年は十分生きていける。

この安心感はかなり大きかったです。

お金が全てではありません。

でも、

お金があることで選択肢が増える。

これは間違いなく実感しました。


なぜ休職期間は2ヶ月だったのか

理由は大きく3つです。

・上記の理由から、ひとまずは復職した方が良いと判断した

・ある程度回復した自負があった

・復職するなら、あまり期間を空けない方が良いと思った
(ネットで調べると、休職期間は1〜3ヶ月が一般的という情報も参考にした)

もちろん、休職期間に正解はありません。

1ヶ月で復職する人もいれば、半年以上しっかり休む人もいます。

大切なのは、周りに合わせることではなく、自分が納得して決めることだと思います。


まとめ

適応障害で休職したとき、私がやって良かったことは、とてもシンプルでした。

まず休む。
生活サイクルを整える。
ぼーっとする。
好きなことをする。

一見、何もしていないように見えるかもしれません。

でも、この“何もしない時間”があったからこそ、

私は焦らず冷静に

今後の人生を左右する決断ができました。

この決断が正しかったか、

正直今はまだ分かりませんが、

自分が決めたというのはやはり納得度が高くなります。

もし今、休職中で不安な毎日を過ごしているなら、

まずは未来を決めようとしなくて大丈夫です。

先にやるべきことは、決断ではなく回復だと思います。

この記事が少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。

最後までご覧頂きありがとうございました!

【夫体験談】自身が経験した「適応障害」の話
夫が適応障害と診断されるまでに起きた出来事を本人目線で綴ります。回復途中だからこそ書ける、今の正直は記録です。
適応障害で休職・復職…同じ職場に戻るべきか?休職・復職経験のある子持ちパパが出したリアルな結論
適応障害で休職した後、同じ職場に戻るべきか悩む方へ。復職して約1年の子持ちパパが、戻らない方が良いと思う理由、それでも復職を選んだ現実的な背景、今も抱える不安とリアルな本音を実体験ベースで語ります。


コメント

タイトルとURLをコピーしました